常総市議会 2015-02-01
常総市:平成27年2月定例会議(第22回会議) 本文
52
◯議長(
遠藤正信君) ないものと認めます。採決を確定いたします。
賛成全員と認めます。よって、議案第100号は
文教厚生委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第101号について採決いたします。
採決は、
採決システムにより行います。
以上の件に対する
文教厚生委員長報告は
原案可決であります。本案に賛成の諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを、棄権する場合は
棄権ボタンを押してください。
〔各
議員投票〕
53
◯議長(
遠藤正信君)
ボタンの押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
54
◯議長(
遠藤正信君) ないものと認めます。採決を確定いたします。
賛成全員と認めます。よって、議案第101号は
文教厚生委員長報告のとおり可決されました。
─────────────────────────────────
日程第3 議案第102号 常総市市民の森に関する条例について
議案第103号 守谷市の都市計画法に基づく事務の受託について
議案第104号 常総市公共下水道条例の一部を改正する条例について
(
一括委員長報告、質疑、討論、採決)
55
◯議長(
遠藤正信君) 日程第3に入ります。
議案第102号常総市市民の森に関する条例について、議案第103号守谷市の都市計画法に基づく事務の受託について、議案第104号常総市公共下水道条例の一部を改正する条例について、以上3件について建設経済委員会の審査結果の報告がありましたので、これを
一括議題といたします。
建設経済委員長の報告を求めます。
〔建設経済委員長中村博美君登壇〕
56 ◯建設経済委員長(中村博美君) 建設経済委員会に審査のため付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。
議案第102号常総市市民の森に関する条例について、議案第103号守谷市の都市計画法に基づく事務の受託について、議案第104号常総市公共下水道条例の一部を改正する条例について、以上3件については、
担当課長等の説明を求め、慎重に審査を行った結果、議案第102号については賛成少数により否決すべきものと決定し、議案第103号、議案第104号については
全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上です。
57
◯議長(
遠藤正信君) ただいま報告を求めました。
これより報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。9番吉原光夫君。
〔9番吉原光夫君登壇〕
58 ◯9番(吉原光夫君) ただいまの建設経済委員長の報告の中に、議案第102号は賛成少数で否決されたという報告がございましたけども、この市民の森条例は簡単に言えば条例をつくって市内にある貴重な自然を守ろうという中身ではなかろうかとそんなふうに私は理解しております。自然環境を守るというのは非常にこれは大変なことなんですよね。私事でまことに恐縮ですけども、私も地元にある里山約20ヘクタールを10年かけてボランティアの方々と一緒に守り続けてきております。本当に口で言うのは簡単ですけども、例えば真夏の暑いさなか山の草刈りをしたり、あるいはまた寒い時期においても間伐をしたり、いろいろな苦労があるんですよ。今回の条例案が出たときに、毎月第2日曜日に私どもはやっておりますけども、皆さんに報告したところ、非常に喜んでくれました。我々が今までやってきた苦労が実ったんだなというようなことで、大変喜んでくれておったわけでございますけども、そういう中で、所管の建設経済委員会で御審議された中では反対が多かったということでございます。
そういうことで、私は非常にこれはすばらしい条例だと思っておりますけども、反対された理由を詳細にひとつお聞かせいただきたいと思います。
以上です。
59
◯議長(
遠藤正信君) 建設経済委員長、質疑に対する答弁をお願いいたします。
〔建設経済委員長中村博美君登壇〕
60 ◯建設経済委員長(中村博美君) 吉原光夫議員の御質疑にお答えします。
当該対象地が複数存在し、支援体制の整備の必要が高まった段階で条例を制定すべきではないかという観点に立って、時期尚早ではないかという意見があり否決となりましたことを御報告いたします。
61
◯議長(
遠藤正信君) 吉原光夫君。
62 ◯9番(吉原光夫君) よくわかりました。ということは、そういう条件が整った段階でならいい、今は時期尚早だという意見を述べられましたけども、これは所管の委員会としては勉強不足なんじゃないですか。これは初日の本会議の中で遠藤議員と岡野議員も質問して、その詳細は述べているわけですよ、生活環境課で。どういうものがどこに該当するのだと。これは市側、執行部側が決めるんじゃなくて、地権者側、あるいはそういう団体から申請があって初めて決めていくんだよという説明をちゃんとしているわけですよね。これは勉強不足ですよ、委員会として、はっきり申し上げて。
それとあと一つ、これは環境審議会の審議を経てここに上がってきているわけですよね。建設経済委員会の中には環境審議会委員もおられます。環境審議会は
全会一致でこれを採択しているわけですから。その審議会の委員の方が何で委員会で反対するんですか。その辺のところもひとつお聞かせいただきたいと思うんです。
63
◯議長(
遠藤正信君) 建設経済委員長。
64 ◯建設経済委員長(中村博美君) 審議会委員ではないので、その中身はわかりません。
吉原議員は地権者団体から申請があってということでおっしゃっていますので、この答弁では地権者団体から申請があってから条例をつくってもいいんじゃないかというふうな結論が出ました。
以上です。
65
◯議長(
遠藤正信君) 吉原光夫君。
66 ◯9番(吉原光夫君) これは時期尚早とかそういうことじゃなくて、この条例は早いとか遅いとかの選択じゃないですよ。これをつくることに対して賛成か反対かということでしょう。それが反対なんだよね。それを私は聞いているんですよ。
それから、もし環境審議会委員の本人じゃないから私は答えられないと言っていましたけど、議長のお許しがあれば環境審議会に所属している委員のお話を聞かせていただきたいんですが、いかがでしょうか。〔「できないでしょう、できないよ」「いや議長が確認するんだから」と呼ぶ者あり〕
67
◯議長(
遠藤正信君) 建設経済委員長。
68 ◯建設経済委員長(中村博美君) すみません、審議会のことですか。私からはお答えできません。〔「それじゃなくてその前のことを」と呼ぶ者あり〕──条例をつくるのが先かそれとも地権者からの申請が先かというところで吉原議員と少し食い違っているんですけれども、委員会では申請があってから条例をつくったらどうかということで決まりました。
以上です。
69
◯議長(
遠藤正信君) そのほかに質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
70
◯議長(
遠藤正信君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論ありませんか。8番岡野一男君。
〔8番岡野一男君登壇〕
71 ◯8番(岡野一男君) 8番岡野一男でございます。議案第102号常総市市民の森に関する条例について、反対の立場で討論を行います。
私は市民の森をつくることには賛成でございます。市民の方はだれしもよりよい環境の中で人生を謳歌することを望んでおります。心身をリラックスする時間というものは、その折々の人生の中で必要であることはだれしも共有できる感覚であろうというふうに思っているところでございます。しかし、今回提案された手法には私はいささかの違和感があります。
本来、市民の方に憩いの場を提供し、心身の健康の一増進に貢献できる市民の森、あるいは名称はいろいろあるかと思います、憩いの森、安らぎの森というものは市が率先して構想を打ち立てて、だれのためにどんな理由で、どれくらいの規模でどんな内容のものをつくり上げていくのか、その構想をきちんと提示し、市民の方の合意を得ることが常道であろうというふうに考えております。市民の方から申請があって、これを受けて市民の森として認定するということの中には、市民の健康を守り、環境の保全を行っていくという明確な市の意思が全く見受けられません。この市民の森を開放し、市民が自然に親しむ憩いの場を提供するということは、維持管理が当然必要になってきます。維持管理を怠れば山林は荒れ放題、人を寄せつけない山林になります。
これらを解消するためには必要な経費を投入し、毎年管理を続けていく必要があることは明白であります。必要な経費とは当然税金でございます。ここでうたわれている土地の所有者、また森の保全に協力する団体に必要な助言と支援を行うということは、これは全くの丸投げではないでしょうか。市民の健康、環境保全を第一に考えるならば、明確な市の意思を表明し、市民の森構想を打ち出すべきであろうと思います。また、この支援は補助金であるならば、なおさら昨年11月の定例会議に上程した補助金等検討委員会設置条例を廃止する条例は何であったのか、なぜこの廃止を急いだのか疑問に思わざるを得ません。補助金の透明性、公益性、公平性を高めるため第三者の視点により客観的に補助金の見直しを検討するための組織としてつくられた検討委員会を、各種補助金が現に存在し、またこのようにつくられているという中で廃止する議案を上程したのか、改めて疑問点が残ります。
いずれにしても、市民の森ということになれば、市の重要な公の施設になると思います。市民の森は今後何十年も市民の憩いの場として利用されるだろうし、維持管理のために公金である税金が投入され続けると思います。このことを考えるのであれば、この森がすべて借地、民有地であることも不自然であります。市の重要な公の施設が借地のままでよいでしょうか。大いに疑問が残ります。市内にはこの類の施設は、例えばあすなろの里、運動公園などがあります。改修を行ったり規模を拡大したりすることも一つの方策、選択肢として検討の余地があります。市民の憩いの場として市民の心身の健康維持増進のため、環境保全のための市民の森構想には賛成ではありますが、今回のこの手法にはいささか疑問があり、反対といたします。
以上でございます。
72
◯議長(
遠藤正信君) そのほか討論ございませんか。2番
堀越輝子君。賛成でしょうか、反対でしょうか。
〔2番
堀越輝子君登壇〕
73 ◯2番(
堀越輝子君) 2番堀越です。議案第102号常総市市民の森に関する条例について、賛成の立場から討論いたします。
この条例は、常総市環境基本条例の規定による環境の保全及び創造に関する施策として、特に保全する必要があると認められる山林を市民の森として指定し、これを自然に親しむための市民の憩いの場として開放することより、自然保護に対する意識の高揚を図り、豊かな自然環境の保全に資することを目的として制定するものです。当市では、自然保護対策に対する施策はこれまで皆無と言わざるを得ません。今、条例を制定することは当市の他の自然保護活動を牽引することにつながると思われます。
日本人は古来より里山を上手に管理し、その恵みを享受して生きてきました。皆さんもお聞きしたことがあると思いますが、年寄りの方がよくお話ししていましたが、昔はこの近くの里山でキノコがとれたんだよ、上手な人はよくとってきたんだよという話も聞いたことがあります。しかし、私が小さなころには里山というのは、たきぎをとるところでも、がしゃっぱとりに行くところでもなく、ガスも普及していましたし、だんだん荒れて見向きもされなくなって、高度成長の中で忘れられている存在だったと思います。生態系も変わり、今は里山がくずに覆われて樹木が立ち枯れして、本当に寂しい状況にある、そういった風景が見られることがあります。
私の知り合いの方で、母の友人になる方なんですが、土浦市の宍塚の大池、この池を保全活動で頑張っていらっしゃる及川ひろみさんという会長がいらっしゃいます。その方は、もともと茨城県出身ではありません。他県から引っ越して来て土浦市の宍塚の池を見たところ、ほかにはない珍しい植物が生えているなと思って観察してみたら、何と全国でも30地点ほどしか生育記録が確認されていないというオニバスが見つかりました。そして、周りの自然の風景ですとか、すばらしい生態系にほれ込んで、これを何とか守らなくてはいけないということで立ち上がって、最初、行政は協力してくれなかったようですが、やはり市民の中からそうした声が広がって宍塚の自然と歴史の会という会を立ち上げ、組織し、今は他の市町村や他県からもいろいろな方が見学に来たり、その森で遊んだり、大変有効に活用され、またこの会も団体として表彰されている、そういった実績があります。
また、私自身が茨城県地球温暖化防止活動推進委員として活動させていただいているんですけれども、最近、皆さんも感じていると思います、身近な異常気象。ことしは雪が降らなくてよかったと皆さんお話ししているかもしれませんが、雪が降らない暖かい冬、そして竜巻、北条が大変な被害を受けました。また、真夏の異常な照り、昔はどんなに暑くても8月のころには雷が、雷様が来て雨が降って涼しくなる、こういうありがたい夕立がありましたが、最近は1カ月も雨が降らない真夏、そうした異常な気象が本当に身近に感じられるようになっております。
こうした自然保護活動というのが地球の温暖化防止といった観点からも、今大変重要であることが日本はもちろん、世界でも叫ばれているところであります。この条例を今議会で万一採択されない場合には、当市の自然保護活動の施策の出鼻をくじくことになるのではないでしょうか。絶対にそんなことがあってはならないと思います。そして、自然保護施策のおくれは、私たちの未来に大きな悪影響を及ぼすことをはっきりと認識していかなければなりません。この貴重な私たちのふるさとの自然林を残していくことが市の未来のために必要なことだということを、今こそ市民みんなで考えていかなければならないときです。常総市のキャッチフレーズをさまざまなところで皆さんも見かけていると思います。健やかに人をはぐくみ、緑豊かなまちづくり、こう常総市はうたっております。ぜひこの条例に議会の皆様の良識ある判断を御期待申し上げまして賛成討論といたします。よろしくお願いいたします。
74
◯議長(
遠藤正信君) そのほか討論はございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
75
◯議長(
遠藤正信君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
初めに、議案第102号について採決いたします。
採決は、
採決システムにより行います。
以上の件に対する建設経済委員長報告は否決であります。よって原案についてお諮りいたします。本案に賛成の諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを、棄権する場合は
棄権ボタンを押してください。
〔各
議員投票〕
76
◯議長(
遠藤正信君)
ボタンの押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
77
◯議長(
遠藤正信君) ないものと認めます。採決を確定いたします。
賛成多数と認めます。よって、議案第102号は原案のとおり可決されました。
次に、議案第103号について採決いたします。
採決は、
採決システムにより行います。
以上の件に対する建設経済委員長報告は
原案可決であります。本案に賛成の諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを、棄権する場合は
棄権ボタンを押してください。
〔各
議員投票〕
78
◯議長(
遠藤正信君)
ボタンの押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
79
◯議長(
遠藤正信君) ないものと認めます。採決を確定いたします。
賛成全員と認めます。よって、議案第103号は建設経済委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第104号について採決いたします。
採決は、
採決システムにより行います。
以上の件に対する建設経済委員長報告は
原案可決であります。本案に賛成の諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを、棄権する場合は
棄権ボタンを押してください。
〔各
議員投票〕
80
◯議長(
遠藤正信君)
ボタンの押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
81
◯議長(
遠藤正信君) ないものと認めます。採決を確定いたします。
賛成全員と認めます。よって、議案第104号は建設経済委員長報告のとおり可決されました。
この際、暫時休憩いたします。
午後2時14分休憩
─────────────────────────────────
午後2時25分再開
82
◯議長(
遠藤正信君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
─────────────────────────────────
日程第4 議案第105号 平成26年度常総市一般会計補正予算(第6号)
議案第106号 平成26年度常総市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)
議案第107号 平成26年度常総市公共下水道事業特別会計補正予算(第1
号)
(
一括委員長報告、質疑、討論、採決)
83
◯議長(
遠藤正信君) 日程第4に入ります。
議案第105号平成26年度常総市一般会計補正予算(第6号)、議案第106号平成26年度常総市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議案第107号平成26年度常総市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)以上の3件について予算特別委員会の審査結果の報告がありましたので、これを
一括議題といたします。
予算特別委員長の報告を求めます。
〔予算特別委員長茂田信三君登壇〕
84 ◯予算特別委員長(茂田信三君) 委員長報告を行います。予算特別委員会に審査のため付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。
議案第105号平成26年度常総市一般会計補正予算(第6号)、議案第106号平成26年度常総市国民健康保険特別会計補正予算(第1号)、議案第107号平成26年度常総市公共下水道事業特別会計補正予算(第1号)、以上3件については執行部より詳細な説明を求め、質疑を行い、なお細部について分科会を設置し、これに付託の上、慎重に審査を行った結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上でございます。
85
◯議長(
遠藤正信君) ただいま報告を求めました。
これより報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
86
◯議長(
遠藤正信君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
87
◯議長(
遠藤正信君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
初めに、議案第105号について採決いたします。
採決は、
採決システムにより行います。
以上の件に対する予算特別委員長報告は
原案可決であります。本案に賛成の諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを、棄権する場合は
棄権ボタンを押してください。
〔各
議員投票〕
88
◯議長(
遠藤正信君)
ボタンの押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
89
◯議長(
遠藤正信君) ないものと認めます。採決を確定いたします。
賛成全員と認めます。よって、議案第105号は予算特別委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第106号について採決いたします。
採決は、
採決システムにより行います。
以上の件に対する予算特別委員長報告は
原案可決であります。本案に賛成の諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを、棄権する場合は
棄権ボタンを押してください。
〔各
議員投票〕
90
◯議長(
遠藤正信君)
ボタンの押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
91
◯議長(
遠藤正信君) ないものと認めます。採決を確定いたします。
賛成全員と認めます。よって、議案第106号は予算特別委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第107号について採決いたします。
採決は、
採決システムにより行います。
以上の件に対する予算特別委員長報告は
原案可決であります。本案に賛成の諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを、棄権する場合は
棄権ボタンを押してください。
〔各
議員投票〕
92
◯議長(
遠藤正信君)
ボタンの押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
93
◯議長(
遠藤正信君) ないものと認めます。採決を確定いたします。
賛成全員と認めます。よって、議案第107号は予算特別委員長報告のとおり可決されました。
─────────────────────────────────
日程第5 議案第108号 平成27年度常総市一般会計予算
(委員長報告、質疑、討論、採決)
94
◯議長(
遠藤正信君) 日程第5に入ります。
議案第108号平成27年度常総市一般会計予算、以上の件について予算特別委員会の審査結果の報告がありましたので、これを議題といたします。
予算特別委員長の報告を求めます。
〔予算特別委員長茂田信三君登壇〕
95 ◯予算特別委員長(茂田信三君) 予算特別委員会に審査のため付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。
議案第108号平成27年度常総市一般会計予算、以上の件については、執行部より詳細な説明を求め、質疑を行い、なお細部について分科会を設置し、これに付託の上、慎重に審査を行った結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
この議案第108号については反対があり、起立採決により決したことを申し添えます。
なお、8款土木費、4項都市計画費、2目産業用地創出事業費中、圏央道常総インターチェンジ周辺整備事業については、本事業にかかわる地権者全員の同意が得られた後に予算を執行すべきであるとの意見、また遠距離通学費補助金については、地域性や通学状況を勘案し、児童生徒に不公平感を生ずることのないよう、再度検討を行うことを強く求めるとの意見があったことを申し添えます。
以上でございます。
96
◯議長(
遠藤正信君) ただいま報告を求めました。
これより報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
97
◯議長(
遠藤正信君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論の通告がありましたのでこれを許します。18番堀越道男君。
〔18番堀越道男君登壇〕
98 ◯18番(堀越道男君) 平成27年度常総市一般会計予算について反対の立場で討論いたします。
今年度の予算の特徴を見ると、やはり地方創生が一番の重要課題になっております。それに牽引された地方財政になっているということであります。景気の回復の果実を地方にも届ける、これは安倍首相の言葉ですけども、この時点でもう果実主義ということがそもそも間違いであります。トリプルダウンということも言います。これも同じで、経済用語でもなければ実態に合わない言葉であります。
国のほうの14年度の補正予算で地方の消費喚起、商品券だとか旅行券だとか、あるいは灯油の購入補助、そういうものの交付金が4,200億円計上されました。15年度予算では農業の支援、新規就農の支援や地方に人を呼び込む事業に7,265億円を盛り込み、地方財政計画では全自治体の予算に1兆円の事業費を計上しました。そのために地方財政計画は2兆円も一気にふえるという、85兆2,700億円に12年ぶりに膨らんだ規模にもなりました。自治体の収入の柱である地方税収は消費税8%の効果で7年ぶりの40兆円台になり、地方交付税は1,307億減の16兆7,548億円に、臨時財政対策債は1兆702億円減の4兆5,250億円、そういうようにこの面は圧縮されました。とことん地方創生絡みの財政改革になっているわけですけども、そもそも地方が衰退した原因を地方創生総合戦略では府省庁、あるいは制度をもとの縦割り構造、あるいは効果検証を伴わないばらまきにあると、そういうふうに総括しておりますが、実際そうでしょうか。
今日、地方の衰退は食料農産物の輸入自由化による農林水産業をつぶし、大店法廃止による商店街つぶし、都市再生による都市再開発東京一極集中化政策によるものだと思います。そこへ平成の大合併でもって地方自治体をつぶしたといいますか、数的には少なくし、面積的には広く大きくしただけで、役所は遠のき、住民サービスは後退しました。地域経済に図りしれない打撃を与えたと思います。地方が生き生きとするための条件は、何と言ったって安定した雇用、子育ての環境整備、医療の充実、これがなければなりません。しかし、今の政権の目指す方向は農業や地場産業の地域経済、これを壊すTPP推進ですし、非正規労働者をさらにふやす労働者派遣法の改悪であり、低賃金労働者をふやそうとしております。
社会保障も、医療では今、病院ベッド数の再編計画が全国的に大規模にやられております。私も筑西市の中核病院建設問題でいろいろと相談も受けたり、厚労省、総務省を訪問し、意見を聞きましたが、すさまじいばかりの病院つぶしであります。全体的には医療介護からの利用者を追い出す、経済効率という名のもとでの攻撃になっておりました。今、心ある識者や、地域、地方消滅という増田岩手県知事の書いた本の中でも取り上げられている市町村、これは合併をせずに退路を絶って地元に根づく産業に力を入れて、エネルギーも自力でできるようにする、そこに若者が定住をし、出生率を高めている、そういう例が多く載っております。押しつけ地方創生、人口が減るからとか、消滅するからという危機意識をあおり、国の言いなりになる政策展開ではなくて、そこの住民の立場に立って地域経済活性化のための取り組み、これをつくる必要があるし、国は財源保障等を何よりも地方自治の拡充を保障するといいますか、地方自治体としてはそれを求めるものだというふうに思います。
全国一律の一つの政策に見られるプレミア券が景気の底上げになっていくというのはあり得ない話だと思いますが、ただ見せかけだけのばらまきですから、それをてこにして消費税10%の値上げをつくる、そういうものを担保するという、あめとむちの政策だというふうに私は思います。
常総市の予算も、近年にしては10億円も増額する大変な大型予算になりました。最大の伸びは公共事業だと思いますけども、一般会計予算は237億8,000万円になりました。先ほど言ったように10億円ふえまして4.4%の伸びです。市税は前年度と比較してマイナス0.1%減になりました93億2,467万7,000円です。そのうち個人市民税の所得割の伸びですけども、1%伸びているのは所得階層100万から200万の層が若干伸びているというような先ほどの説明でありました。そういうように一定の所得は伸びているんだろうけれども、しかし固定資産税などはマイナス2%、43億94万8,000円になっております。これは家の評価減といいますか、そういう点で5,792万円も減っているというふうにありました。都市計画税も1.4%伸びたのは、新築と既存の住宅では新築のほうが多かったということで1.4%増になったというふうなことが先ほどありました。
消費税の影響では、消費税交付金は2億3,400万増の10億4,400万円を見るわけですけども、先ほどの質疑の中でありましたけれども、6億3,000万の5%分は6億3,000万、そして3%で4億1,400万の増収がこの10億4,400万だということですが、そのことによって地方交付税の普通交付額は2億円減されました34億5,000万、そして臨時財政対策債が5,000万円、要するに2億5,000万円の入った分そのものが減らされるということになりました。あまり税収にこういうのがあっても交付税が減らされるということですから、地方にとってメリットはないという感じになると思うんです。
一方、社会保障のかなめでもある国保、介護では、国保の一般会計からの繰り出しが昨年と比較して1億8,000万減る4億2,000万円になりました。当然、繰り出さなければならない法定内費用ですけども、これは4億300万円あるわけですが、そうしますと市税からの繰り出しはわずかの1,600万円しかありません。常総市と比較して、国保税を安くしているところは市税からの独自の繰り出しを多く出しております。病院が少ないという環境だけではありません。その面で常総市のとっている態度は、国保税が高い水準をそのままにして、医療費の出費が少なくなったのを理由に市税の繰り出しを減額する姿勢は、やはり国保の被保険者の立場に立っていないというふうに思います。
また、介護保険税も月300円の値上げ、今介護報酬2.27%削減で介護の施設は大変な窮地に陥っております。施設でのサービス提供が削減される、あるいはやっていけなくなって施設の倒産ということも最近で出ている、そういうことになっております。もちろん、高杉市政の高校生までの医療費助成や通学者への援助、先ほどいろいろ意見はありましたけれども、基本的にそうした通学者への支援というもの、あるいは学校へのエアコン設置などは、個別に見た場合には非常に評価するべきものがあるわけです。今の国といいますか、安倍さんの暴走政治に対する住民負担の押しつけ、あるいは医療介護、社会保障の削減の攻撃から住民生活を守る、そういう立場として防波堤の役割を地方自治体はすべきだというふうに思いますが、その姿から見てやっぱり不十分であるということを指摘して反対するものであります。
以上です。
99
◯議長(
遠藤正信君) ほかに討論ありませんか。10番中島亨一君。
〔10番中島亨一君登壇〕
100 ◯10番(中島亨一君) それでは、当初予算に賛成の立場で討論をいたします。
ただいま堀越議員からいろいろ国のお話をしていただきましたが、私は常総市の予算について賛成だということでお話をさせていただきます。
まず最初に、今回の予算に関しては地方創生関連事業、また圏央道インターチェンジ関連の事業、そして学校耐震化、また学校への空調設備の導入、こういう施策、また役所の電気代の軽減、自治会の防犯灯等への電気代の軽減策でLEDの導入ということが今回予算に入っているわけでございますが、これは皆市民の生活に密着しておるものであり、これに反対するということは市民の生活を考えないということになるんじゃないかというふうに私は思います。また、この予算がベストだというふうには私も思いませんが、よりベターであろうということで賛成したわけでございます。
特に、インターチェンジ周辺開発の関連にしては、常総市の新しい形を模索する、あるべき姿を模索する大切な事業である。5,000ヘクタールの農地、これらの利用、また農業技術の継承、これらを考えるアグリ・インフォマティクスを実行する上でも大変重要であり、常総市の農業産業の中心とも言える一大研究地点となるべき場所であるというふうに考えます。そういうことからすると、当然今回のこの予算をしっかりと通して、市民の生活を安定させ、安心安全を守るためにはさらに執行部に対してより一層の努力を求めるとともに、私は賛成という立場で今回の予算に対する態度を表明したいというふうに思います。
以上です。
101
◯議長(
遠藤正信君) ほかに討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
102
◯議長(
遠藤正信君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
採決は、
採決システムにより行います。
議案第108号、以上の件に対する予算特別委員長報告は
原案可決であります。本案に賛成の諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを、棄権する場合は
棄権ボタンを押してください。
〔各
議員投票〕
103
◯議長(
遠藤正信君)
ボタンの押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
104
◯議長(
遠藤正信君) ないものと認めます。採決を確定いたします。
賛成多数と認めます。よって、議案第108号は予算特別委員長報告のとおり可決されました。
─────────────────────────────────
日程第6 議案第109号 平成27年度常総市国民健康保険特別会計予算
議案第110号 平成27年度常総市後期高齢者医療特別会計予算
議案第111号 平成27年度常総市介護保険特別会計予算
議案第112号 平成27年度常総市介護サービス事業特別会計予算
議案第113号 平成27年度常総市公共下水道事業特別会計予算
議案第114号 平成27年度常総市大生郷特定公共下水道事業特別会計予算
議案第115号 平成27年度常総市農業集落排水事業特別会計予算
議案第116号 平成27年度常総市水道事業会計予算
(
一括委員長報告、質疑、討論、採決)
105
◯議長(
遠藤正信君) 日程第6に入ります。
議案第109号平成27年度常総市国民健康保険特別会計予算、議案第110号平成27年度常総市後期高齢者医療特別会計予算、議案第111号平成27年度常総市介護保険特別会計予算、議案第112号平成27年度常総市介護サービス事業特別会計予算、議案第113号平成27年度常総市公共下水道事業特別会計予算、議案第114号平成27年度常総市大生郷特定公共下水道事業特別会計予算、議案第115号平成27年度常総市農業集落排水事業特別会計予算、議案第116号平成27年度常総市水道事業会計予算、以上8件について予算特別委員会の審査の結果の報告がありましたので、これを
一括議題といたします。
予算特別委員長の報告を求めます。
〔予算特別委員長茂田信三君登壇〕
106 ◯予算特別委員長(茂田信三君) 予算特別委員長の茂田でございます。予算特別委員会に審査のため付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。
議案第109号平成27年度常総市国民健康保険特別会計予算、議案第110号平成27年度常総市後期高齢者医療特別会計予算、議案第111号平成27年度常総市介護保険特別会計予算、議案第112号平成27年度常総市介護サービス事業特別会計予算、議案第113号平成27年度常総市公共下水道事業特別会計予算、議案第114号平成27年度常総市大生郷特定公共下水道事業特別会計予算、議案第115号平成27年度常総市農業集落排水事業特別会計予算、議案第116号平成27年度常総市水道事業会計予算、以上8件については、執行部より詳細な説明を求め、質疑を行い、なお細部について分科会を設置し、これに付託の上、慎重に審査を行った結果、いずれも原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
なお、議案第109号、議案第111号については反対があり、起立採決により決したことを申し添えます。
以上でございます。
107
◯議長(
遠藤正信君) ただいま報告を求めました。
これより報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
108
◯議長(
遠藤正信君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論の通告がありましたのでこれを許します。14番
石川栄子君。
〔14番
石川栄子君登壇〕
109 ◯14番(
石川栄子君) 議案第109号平成27年度常総市国民健康保険特別会計予算、反対の立場で討論を行います。
まず、国の制度としての改正点について反対をします。入院したときお金がかかる場合、高額療養費制度の自己負担限度額の改正によりまして、所得区分の細分化をして引き上げるという市民負担増となりますので反対をします。また、70歳から74歳までの医療費の一部負担金が段階的に見直されます。26年4月1日以降70歳になる方、誕生日が昭和19年4月2日生まれ以降の方について、70歳になる日の翌月から医療費が2割負担となります。今までの1割負担からすると倍額ですね。窓口の支払いが大変になり、医療抑制が起こることが危惧されます。
また、一方、常総市としては、私たち市民は消費税の増税や年金が減り、暮らしが大変になって医療や介護等々の負担がふえています。国保税は高過ぎて払えない、払い切れない、こういう声をたくさんお聞きしておりますが、これまで一般会計からの繰り入れをふやして値上げを抑える努力をしていただきました。しかし、今年度予算では一般会計からの繰入金については、先ほど堀越議員からもありました、昨年の6億円からすると1億8,000万円少ない4億2,000万円にとどまりました。常総市としての法定繰入金ですけど、4億300万円となりまして、こちらは制度的にどうしても負担しなくてはならないものなわけです。そのほかに法定外繰入金、こちらは1,700万円のみとなり非常に少ないんです。1世帯1万円の引き下げを実現するのにあと1億円多く一般会計から繰り入れていただければ可能なんです。財政調整基金としても35億円もこの常総市はため込んだお金があるんです。国保財政への繰入金の増額を求めて反対討論といたします。
続きまして、議案第111号平成27年度常総市介護保険特別会計予算に反対の立場で討論を行います。
一言で言いますと、介護保障なき介護保険と言わざるを得ない制度改革を伴う予算だということでの反対です。まず、先ほど反対いたしました保険料の値上げを伴う予算であり、この点で反対です。そして、保険料は値上げになったんですが、利用はできなくなるということなんですね。
まず1点目としては、要支援1、2と認定された方は介護保険は利用できなくなります。地域支援事業での対応となり、住民主体の助け合いに委ねられ、介護予防推進員のボランティアでの対応となり、サービス低下が予想されます。
2点目としては、一定所得以上の方、合計所得金額160万円、年金収入でいいますと280万円以上の方は介護利用料が2割となる。今まで1割負担だよということだったんですが、これが2割となる負担増になります。
3番目としては、特別養護老人ホーム入所者要介護3以上に制限をされまして、行き場のない高齢者の増大が懸念されます。
4番目、住民税非課税の人、特別養護老人ホームの入所やショートテスイ利用のときには補足給付ということで、居住費や食事への補助があったんですが、これが制限されます。ひとり暮らしで1,000万円、夫婦で2,000万円の預貯金があると補助対象から外されまして、年額約100万円負担増となる見込みなんです。そうすると、9年とか10年で貯金はなくなり、それ以上生きることをあきらめさせる改悪となっております。
また、5番目ですが、介護施設に対する報酬が引き下げになります。介護従事者に対する加算金1万2,000円を出しているんだということを言っておりますけれども、これを入れてもマイナス2.27%が報酬引き下げになります。介護運営協議会において施設の方から不満の声が上がりました。施設全体でマイナス予算では、介護職員への昇給もままならない。そうするとやめる方もふえる。介護の方がくるくる変わるのは介護を受ける側としては本当に不安です。介護を社会全体で担うという国の制度として発足した介護保険ですから、国が財源の半分は負担する、これが当たり前なのではないでしょうか。そうすれば、保険料を3年ごとに引き上げ、利用料まで引き上げなくても済むのではないでしょうか。国として介護保険財政確立のため、負担をふやすことを求めます。
今現在でも矛盾の多い介護保険制度ですが、さらに改悪をするわけですから、介護心中、介護自殺、介護殺人、こうした悲惨な出来事をふやすことになると危惧をしております。母、そして最近では夫の介護を担ってきた者として、怒りを込めて平成27年度常総市介護保険特別会計予算に反対をし、討論を終わります。
以上です。
110
◯議長(
遠藤正信君) ほかに討論ありませんか。10番中島亨一君。
〔10番中島亨一君登壇〕
111 ◯10番(中島亨一君) 議案第111号平成27年度常総市介護保険特別会計予算に賛成の立場で討論をいたします。
ただいま石川議員から反対の討論がありましたけども、常総市は6万5,000人の人口に対して26%の高齢者、そして7カ所の特別養護老人ホーム、介護保険料が上がったと。7カ所も特別養護老人ホームを抱えていれば上がるのは当然です。埼玉県の和光市で7万5,000人の人口で高齢化率16%、1万2,000人の高齢者、これで特別養護老人ホームは1カ所です。私も介護保険運営委員会の一人でありますけども、確かに私はそのときに常総市の介護保険の要認定者数を14.7%で推移するということに対して文句を言いました。しかし、それは今言われている14.7%推移するのは確かに大変です。でも、介護保険事業として要認定者数を下げていく、認定者数の出現率を12にでも11にも持っていければそれは最高です。そうなれば介護保険料は当然下がっていきます。ですから、私が保健福祉部、特に介護長寿課に言っているのは、介護予防をしっかりやれと。そういうことを言って今回の特別会計にも賛成しているわけです。それは、真っ向から反対するのではなくて、中にいてしっかりとこの介護保険事業を改善していく、そういう立場で私は賛成しているんです。
七つも特別養護老人ホームがあって介護保険料が上がらないわけがありません。私も祖母の介護をしました。怒りを持って言うのは簡単です。でも、これはそういう話ではなくて、いかに介護保険事業をよりよくしていくかということを内部で求めるべき問題であると私は考えます。ですから、今回の予算には賛成します。ですが、執行部に対してはさらなる努力をお願いしたいというふうな意味で討論を終わります。
112
◯議長(
遠藤正信君) そのほかに討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
113
◯議長(
遠藤正信君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
初めに、議案第109号について採決いたします。
採決は、
採決システムにより行います。
以上の件に対する予算特別委員長報告は
原案可決であります。本案に賛成の諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを、棄権する場合は
棄権ボタンを押してください。
〔各
議員投票〕
114
◯議長(
遠藤正信君)
ボタンの押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
115
◯議長(
遠藤正信君) ないものと認めます。採決を確定いたします。
賛成多数と認めます。よって、議案第109号は予算特別委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第110号について採決いたします。
採決は、
採決システムにより行います。
以上の件に対する予算特別委員長報告は
原案可決であります。本案に賛成の諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを、棄権する場合は
棄権ボタンを押してください。
〔各
議員投票〕
116
◯議長(
遠藤正信君)
ボタンの押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
117
◯議長(
遠藤正信君) ないものと認めます。採決を確定いたします。
賛成全員と認めます。よって、議案第110号は予算特別委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第111号について採決いたします。
採決は、
採決システムにより行います。
以上の件に対する予算特別委員長報告は
原案可決であります。本案に賛成の諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを、棄権する場合は
棄権ボタンを押してください。
〔各
議員投票〕
118
◯議長(
遠藤正信君)
ボタンの押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
119
◯議長(
遠藤正信君) ないものと認めます。採決を確定いたします。
賛成多数と認めます。よって、議案第111号は予算特別委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第112号について採決いたします。
採決は、
採決システムにより行います。
以上の件に対する予算特別委員長報告は
原案可決であります。本案に賛成の諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを、棄権する場合は
棄権ボタンを押してください。
〔各
議員投票〕
120
◯議長(
遠藤正信君)
ボタンの押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
121
◯議長(
遠藤正信君) ないものと認めます。採決を確定いたします。
賛成全員と認めます。よって、議案第112号は予算特別委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第113号について採決いたします。
採決は、
採決システムにより行います。
以上の件に対する予算特別委員長報告は
原案可決であります。本案に賛成の諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを、棄権する場合は
棄権ボタンを押してください。
〔各
議員投票〕
122
◯議長(
遠藤正信君)
ボタンの押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
123
◯議長(
遠藤正信君) ないものと認めます。採決を確定いたします。
賛成全員と認めます。よって、議案第113号は予算特別委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第114号について採決いたします。
採決は、
採決システムにより行います。
以上の件に対する予算特別委員長報告は
原案可決であります。本案に賛成の諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを、棄権する場合は
棄権ボタンを押してください。
〔各
議員投票〕
124
◯議長(
遠藤正信君)
ボタンの押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
125
◯議長(
遠藤正信君) ないものと認めます。採決を確定いたします。
賛成全員と認めます。よって、議案第114号は予算特別委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第115号について採決いたします。
採決は、
採決システムにより行います。
以上の件に対する予算特別委員長報告は
原案可決であります。本案に賛成の諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを、棄権する場合は
棄権ボタンを押してください。
〔各
議員投票〕
126
◯議長(
遠藤正信君)
ボタンの押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
127
◯議長(
遠藤正信君) ないものと認めます。採決を確定いたします。
賛成全員と認めます。よって、議案第115号は予算特別委員長報告のとおり可決されました。
次に、議案第116号について採決いたします。
採決は、
採決システムにより行います。
以上の件に対する予算特別委員長報告は
原案可決であります。本案に賛成の諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを、棄権する場合は
棄権ボタンを押してください。
〔各
議員投票〕
128
◯議長(
遠藤正信君)
ボタンの押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
129
◯議長(
遠藤正信君) ないものと認めます。採決を確定いたします。
賛成全員と認めます。よって、議案第116号は予算特別委員長報告のとおり可決されました。
─────────────────────────────────
日程第7 請願書等審議
(委員長報告、質疑、討論、採決)
130
◯議長(
遠藤正信君) 日程第7に入ります。
請願書等審議。
建設経済、議会運営の各常任委員会に付託審議中の請願、陳情について、審査結果の報告がありましたので、これを議題といたします。
初めに、建設経済委員長の報告を求めます。
〔建設経済委員長中村博美君登壇〕
131 ◯建設経済委員長(中村博美君) 建設経済委員会に審査のために付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。
請願第7号本石下地区・十一面山全域の猟銃使用禁止を求める請願書。常総市本石下4906番地、倉持すみ江氏外112名提出。
以上の件については、
担当課長等の説明を求め、慎重に審査を行った結果、
全会一致をもって採択すべきものと決定いたしました。
以上です。
132
◯議長(
遠藤正信君) ただいま報告を求めました。
これより報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。9番吉原光夫君。
〔9番吉原光夫君登壇〕
133 ◯9番(吉原光夫君) ただいまの請願でございますけども、十一面山、あるいは本石下地区の猟銃禁止を求めるということでございます。私は地元の人間でございます。これは平成22年に十一面山全域は銃猟禁止区域の申請を私がやっております。ここに書いてありますのは、禁猟区に指定されているけれども、禁猟区というのはまた違うんですよね、銃猟禁止区域とは。銃猟禁止区域というのは鉄砲の猟はだめだと。禁猟区というのは鉄砲以外のわなとかかすみ網とか、そういうものを全部だめだということなんですよ。当然、禁猟区にはなっておりません。そしてまた、十一面山全域は銃猟禁止区域になっております。本石下地区と入っておるんですが、どこからどこまでどんなふうにという詳細がわからないですが、鉄砲をやっている方から見れば非常にややこしいと思うんですよ。詳細をできれば教えていただきたいんですが。よろしくお願いします。
134
◯議長(
遠藤正信君) 建設経済委員長、答弁をお願いします。
135 ◯建設経済委員長(中村博美君) 吉原議員の質問にお答えします。
吉原議員、地図のことでよろしいでしょうか。これは十一面山から鬼怒川に向かって猟銃を撃っているということなので、その範囲を石下橋の少し先から十一面山に沿った国生のところまでですか、そこまでですので、地図が必要でしたら後でお渡しいたします。
以上です。〔「委員長、それは違うよ。公園のほうに撃ったら危ないという請願書だよ」と呼ぶ者あり〕──公園のほうには撃ってなくて、川のほうに鴨か何かを撃っているという話なんですね。〔「公園のほうに弾が来るから、それは危ないということだよ」と呼ぶ者あり〕──すみません、地図は後でもらってください。
以上です。
136
◯議長(
遠藤正信君) 吉原光夫君。
137 ◯9番(吉原光夫君) 大体わかりましたけども、線引きというのは非常に難しいんですよ。今までは川の中は撃てたんですよね、鉄砲を。多分、今委員長が言われたのは、川を越して対岸の堤防まで禁猟区ということですよね。そうですか。はい。そういうことであれば、今までは微妙に撃てる範囲があったものですから、そこでそういう声があったのかなというふうに思います。対岸のほうまで広げていただければ非常にそれは安全なので。わかりました。
138
◯議長(
遠藤正信君) 建設経済委員長、答弁はいいですか。二人で答えていたのでは答えにならないから答弁してください。建設経済委員長。
139 ◯建設経済委員長(中村博美君) そのとおりです。
140
◯議長(
遠藤正信君) そのほかに質疑ございませんか。11番茂田信三君。
〔11番茂田信三君登壇〕
141 ◯11番(茂田信三君) 11番の茂田です。私が請願議員になりまして、倉持さんという方が来られて。委員長とか水海道の方に場所が把握できない面も多々あると思うんですが、あの請願文の内容は、公園のほうに撃っているんですよ、鉄砲を。それも禁止してくれということも入っているんですよ。川のほうばかりじゃなくて公園のほうへ、不届き者がいて流れ弾が近所の屋根に当たるんですよ、かなりの頻度で。それも入っているんです。そこを撃たないようにしてくれというのも請願に入っているんです。川のほうに撃つんでしたら、危険性は、船にでも乗っていない限りは当たらないと思いますが、民家のほうに撃つんですよ。それを求めている請願なんです。そこのところをよく認識してください。
142
◯議長(
遠藤正信君) 建設経済委員長。
143 ◯建設経済委員長(中村博美君) 茂田議員の質問にお答えします。
十一面山のほうに撃つのは、もともと禁止区域ですので、もしそういうことがあったら厳重に注意をしていただくということで申し添えますので、よろしくお願いします。
144
◯議長(
遠藤正信君) そのほかに質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
145
◯議長(
遠藤正信君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
146
◯議長(
遠藤正信君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
採決は、
採決システムにより行います。
請願第7号、以上の件に対する建設経済委員長の報告は採択であります。本案に採択の諸君は
賛成ボタンを、不採択の諸君は
反対ボタンを、棄権する場合は
棄権ボタンを押してください。
〔各
議員投票〕
147
◯議長(
遠藤正信君)
ボタンの押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
148
◯議長(
遠藤正信君) ないものと認めます。採決を確定いたします。
賛成全員と認めます。よって、請願第7号は建設経済委員長報告のとおり採択されました。
暫時休憩いたします。
午後3時19分休憩
─────────────────────────────────
午後3時28分再開
149
◯議長(
遠藤正信君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
─────────────────────────────────
150
◯議長(
遠藤正信君) 次に、議会運営委員長の報告を求めます。
〔議会運営委員長中村安雄君登壇〕
151 ◯議会運営委員長(中村安雄君) 議会運営委員会に審査のために付託されました案件の審査の結果を御報告申し上げます。
請願第8号市議会議員の定数削減に関する請願書。豊岡町丁1354番地の1、議員定数削減を求める会代表者渡辺武司外1,101名提出。
以上の件については、県内市議会の状況や議会運営委員会以外の議員からも意見を聴取し、慎重に審査を行った結果、賛成多数をもって採択すべきものと決定をいたしました。
以上、御報告申し上げます。
152
◯議長(
遠藤正信君) ただいま報告を求めました。
これより報告に対する質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
153
◯議長(
遠藤正信君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。討論ありませんか。18番堀越道男君。
〔18番堀越道男君登壇〕
154 ◯18番(堀越道男君) 議員の定数削減の請願について反対の立場で討論いたします。
大きくは二つの点になります。一つは、議会は行政ではありません。住民自治、民意の代表です。それと行政の監視役、チェック機関でもあります。いわば民意の代表として地域住民、地域の声をより多く行政に反映させる役割があります。議員の数を減らすということは、民意を削減するということにほかなりません。予算の計上、あるいは執行権を持っているのは行政、その頭は首長なんですね。首長と同等の権限を持って対峙する議会は、それにふさわしい数が必要なんです。議員の定数というのは、明治21年議会創立以来、人口5万人の市であることを決め、これもすごいですね。明治のときに5万人以上ないと市じゃないというふうに決めました。そして、人口5万人以上の市で議員は30人という定数を決めたんですね、明治21年ですよ。このころは議会をつくろう、何をつくろうという青雲の心、あるいは志は高かったものがありました。まさにそういう面で客観的な感があるというふうに思います。
二つ目は、財政健全化のために議員数の削減ということがあるわけですけども、今議会の構成比は大体常に1.0%から1.5%を推移しております。常総市の本年度の議会費の構成比は1.1%です。今、地方分権と言われておりますけども、逆に議員の数が算術によって減らそうという動きが出ているというのは、大変危惧されるところであります。ただ、財政が厳しいというのは、いつも行政の常套句でして、あのバブルの大変なお金が余った時期でも財政は厳しいということはずっと言い続けておりました。
財政が厳しいというのは、かつて私どもの旧水海道の昔を思い起こせばですよ、例えば海小を新築するときに海小の土地を売ってそれでお金をつくって海小をつくったというようなそういう時代の役割では今はありません。それなりの補助金が出てそういうものに対する応分の負担があるわけです。そういうときに、財政破綻だとか何かというような危機的な状況はないというのは、いろいろな資料を見ても常総市の指標は県内でも17番目に位置しております。そういう面では、言うところの夕張のような財政破綻というのは決してあり得ないし、もともと夕張は何で財政破綻したかというと、北炭が全部炭鉱をやめて引き揚げるときに、北炭が持っていたいろいろな施設をこれから観光に誘導できるということで全部買い込んだんですね、夕張市が。人口は1万人を切るような状況になっている。とてもじゃないが300億なんか返せない。今22億は返しているんですね。私はあれは全部北海道銀行並びにそういう金融機関が背負うということで、不良債権はゼロにしないとあの市は立ち直れません。そのくらいのものなんですね。そういう危機的な状況ということに比べたら、常総市は今回10億も伸ばすような財政規模ですから、財政危機には当たらないというふうに改めて感じております。
守谷市との比較も出されました、請願文に書いてあります。よく守谷市だとか坂東市の例が出されるんです。しかし、守谷市にしても坂東市にしても、町から市に急増的にTX効果でもって守谷市はできました。町から市に体制は変わったんですが、議会は町議会のままで継続している。これは坂東市も守谷市も同じです。ですから、本来的にはもっと人数もふやさなきゃならないんですが、やはり数をふやさないで通常のままでやっているということになります。
常総市議会のレベルというのは、私はここしか知らないということになりますけども、ほかと比較して旧水海道、あるいは常総市議会の感覚、レベルというのは非常に誇っていいものがいっぱいあります。例えば、予算特別委員会だけじゃなくて、もう一回歳出を分科会に付託をしてさらにそこで念入りにする。ですから、議員が全く何も知らないというよりはよく突っ込んで行政側とできる、これはなかなかないんです。ほかでは本会議だけで一括で全部やるというのが予算上のあれをやるんですけども、それではわからなくなってしまうのが、常総市の旧水海道の段階では念入りにそこを何回も何回もやるということで非常にいい。ほかの議会ではそういうのはないんですよね。決算特別委員会は何人の委員しか選ばれない。ですから、選挙前の議会なんかには、例えば旧岩井を見たんですが、選挙前に決算委員になる人がいないんですね。選挙に忙しくて決算なんかやっていられない、使ったお金だからやらないよというのが声として出されました。そういう議会ではやはり水準は低いと思いますよ、申しわけないが。その点比べると常総市議会というのは何回も何回もいろいろな形で念入りにやる、そういう機関を保証して十分に議員が理解できるまでの論争を深めております。そういった面で、私は今の常総市の体制、数的にもある程度の数を持って立派にやっているというふうに思います。そういうことで他市との比較というのは当たらないというふうに考えております。
あとは、今の議会の問題で批判されるのは、量の問題でなくて質の問題だと思います。例えば、政務調査費を変なものに利用したり、自分の生活費にしたりとかなんということは全くやってはいけないことであります。そういうことは数には関係ありません。そういうことで、議会としての数というのはある程度必要だということで、こういう削減策については反対するものであります。
155
◯議長(
遠藤正信君) ここで賛成討論の方がありましたら。1番金子晃久君。
〔1番金子晃久君登壇〕
156 ◯1番(金子晃久君) 1番金子晃久でございます。こちらの請願に関しまして議会運営委員会の決議を尊重し、賛成の立場で討論をさせていただきます。
4点大きくあります。1点目は、議員が多いほうが多様な意見の反映ができるという指摘がありますが、そもそも地方自治法上では我々地方議員は多様な意見の反映というものを責務としてはおりません。憲法第15条2項にも、すべて我々のような議員も含む公務員は全体の奉仕者であって一部の奉仕者ではないと規定されていますように、我々は多様な意見を反映することは求められておらず、あくまでも民主主義に立脚した合議体の構成員であるべきである。すなわち多様な意見の反映、これは行政が行うべきことであって、市民参画や市民協働によって達成されるべきものであると私は考えます。
2点目は地方創生というフレーズが今、はやっております。この中で議会や行政の役割が増大するという意見もありますが、役割が増大するのはむしろ行政の側であり、我々議会の役割の増大はいまだ未知数であります。よって、定数を維持することによって増大する役割を議会が対応するというものは理論的に現実的ではないのではないかと私は考えます。
3点目でございます。議員数が減ると議会の権能及び行政のチェック機能が低下するとおっしゃる方もおりますが、実際定数減をして議会の機能や権能が低下した自治体を私はいまだ知りません。常総市議会も過去2回にわたり、現任期中にも3人の欠員がいらっしゃいます。議会の権能、機能の低下を招いたでしょうか。
4点目は、議員定数22名の現状維持を現議会で決議するということは、来月行われます次期選挙の現在の立候補者の動向を見ると低競争、はたまた無投票に近い状態をみずから誘発するということであり、民主主義に基づき当選してきた自分自身の存在意義を希薄化するということにほかなりません。近隣自治体の動向もかんがみ、個人的には定数22よりも定数18のほうが好ましいと考えております。
以上です。
157
◯議長(
遠藤正信君) 7番中村博美君。
〔7番中村博美君登壇〕
158 ◯7番(中村博美君) 7番中村博美です。それでは、市議会議員の定数削減に関する請願書に対する反対の立場で討論を行います。
議会運営委員会に提出されました議員定数の削減の請願は、十分に審議する期間もなく、審議不足であるというのが一番の理由です。また、前々回には28名から26名に2名の削減を行いました。前回の選挙は26名から22名に4名の削減を行いました。それらの削減は十分に審議された後可決され、現在に至っています。ゆえに、今回の2名削減も十分な審議が必要であります。
請願書の中には、現在の議会は定数3名減となる19名で運営されていますが、行政、市民への何らの主張もなく議会運営が行われているのが現実ですとありますが、その後の議会は四つの委員会を一つ減らし3委員会とし、審議の幅は広がっています。意見は3名分少なくなることで意見の幅が狭まり、市民からは見えない議会の負担は一人一人に大きくのしかかっています。また、常総市より人口の多い守谷市でも議員定数は20名になっておりますとありますが、常総市と守谷市の面積を比べますと、守谷市は常総市の半分の面積しかなく、行政区域が半分なのでまとまりやすいという部分もあります。なので、比較には値しないと思います。
今回の議員定数削減に当たり、各議員から意見が出されました。地元にも議員が必要という意見、また地元に議員が必要だといったような意見は小さな考えでないかという意見もありました。それらの意見には何も申しませんが、私は道路に関して申しますと、道路をやるだけが議員じゃないというのは常に思っています。しかし、道路ができなくては議員じゃないことも事実であることを経験しています。議員は地元の地域をよくわかっていて活動するのは大切なことで、市民の多くは地元に議員がいてほしいと願っていることは確かであると思います。まち中は交付金が投入され、道整備は進み、公共下水道も着々と進む中、一歩まちから離れると公共下水道整備はまだまだ遠いし、側溝も整備されていない地域がたくさんあります。22名の議員が常総市全体のことを考えているのは当たり前ですが、また地元を重点的に考えることも私は大切であると思います。
今回の議員削減の審議をした議会運営委員会に地域議員無投票が増加という新聞記事が配付されました。私は無投票は反対です。4年間市民の皆さんにどういった評価をいただくかが選挙だと思います。これは反対理由ではありませんが、今回は無投票になる公算はほぼないのかと聞いています。ゆえに、今回は先に述べました理由で反対いたします。
以上で私の反対討論を終わります。
159
◯議長(
遠藤正信君) 11番茂田信三君。
〔11番茂田信三君登壇〕
160 ◯11番(茂田信三君) 11番の茂田でございます。請願第8号について反対の立場で意見を述べさせていただきます。
私のところに来ました提案理由というのを真ん中まで読んだときに、これは定数をふやすやつかなと思ったんですよ。常総市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例について、元来私はそそっかしいものですから、ここにこう書いてあるんです。議員定数につきましては、合併前の水海道市と石下町ではそれぞれ20人と16人の定数を条例でと、こっちを先に読んだら、今回出したのは請願で定数を広げるやつだなと思ったら、よく読むと定数を減らすということなんですよね。ああそうかと思いまして、まずどうして定数を削減するのかというと、先ほど前議員が申し上げましたように、最初水海道市は合併する前は16人と定めて、それから合併に伴って28人になっているわけですよ。それから平成18年12月において26人に、平成22年12月に22人に、また今度20人にするということはあと10回選挙をやったら2人になるわけですよ。そうですよね、毎年毎年減らしているんですからね。そうでしょう。毎年毎年2人、この次2人、10回選挙をやると2人になっちゃうんですよ、この論法でいくと。まず、国会議員を減らしてないでしょう。通算すると地方議員は45%なんですよ、45%。県会議員も減らしてないんですよ。どうしてまず国会議員を減らさないのか、どうして県会議員を減らさないのかと。
国会議員1人置くと言っては、どういう表現がいいか、国会議員1人の歳費は数億かかるんですよ。議員の歳費というのは40万で12カ月480万、それに特別賞与を入れて大体700万くらいだと思うんですよね。私ども金曜日ですか、全員協議会のときに提出者が私どもにこのように言ったんですよね。私ども議員の仕事というのは、まず予算、特別会計入れて四百数億の予算に対して予算の審議をすること、あと予算の使い道を決定機関に対してチェックをすること、もう一つは市民の要望にこたえること、市民の要望というのは、私どもは旧石下から出ております。旧石下の中学校がこういうことで悪い、こういうところの道路が危険だ、何々が老朽化している、その地域に議員がいなければどうするんですかとお話ししましたら、茂田議員、今度考え方を改めたほうがいいですよと言われたんですよ。私は全然改める必要はないです。38から24年やって一回もぶれたときもないし、そのようにして私どもは議員の活動をしております。もし、その論法でいくんでしたら、市会議員は市の行政だけ、市を全般的に見るんだと、それが市会議員でしょうと。もし、論法でいくんでしたら、国会議員にどうして茨城県、鳥取県、山梨県と分かれるんですか。国会議員というのは国政ですから分ける必要ないでしょう。仮に茨城県から出るんでしたらオールカマーで、だれも茨城1区とか7区とか分ける必要ないでしょう。県会議員でもそうですよ。下妻から1人、常総市から2人、坂東市から1人、同じ県会で県の仕事をするんでしたら区割りする必要ないでしょう。市会議員はどうして区割りをしないかというと、それをやったら区が小さくて選挙にとても不合理だからですよ。
よく市会議員の方は、どこどこ自治会の推薦をいただきました、現にこれを出された議員の方もよく議会で、もしこれがあいまいでしたらいつでも取り消しますけど、どこどこの町内ではとか、うちの町内ではとか私どもは聞いた記憶をしておりますが、もし違ったらいつでも訂正しますから。どの議員も大体の議員はそういう言葉を使いますよね、うちの町内ではと。仮に市の全般のことが市会議員の仕事であったならば、どこどこの地区、私どもの住んでいるところではこういうことだと、ここで一切言えないわけですよ。それは市政のことも非常に大切なことですよ、市会議員として。また、地元の要望を吸い上げて、それを執行部へ届けたり、尋ねたり、それも市議会議員のお仕事じゃないかと思います。両立させなくちゃいけないんですよ。私どもは地域から出ているからここの地域だけがよくなればいい、片や向こうの地域から出た方は向こうの地域だけがよければいい、それでもだめなんですよ。だから、私どもは一切改める必要もないし、それは個々の考えは自由ですからいいですよ。その提出議員はそう思っているんだったらそういう方針でやればいいですよ。自分が提出して、それに
反対意見だから改めるというのは、これは乱暴ですよ、表現自体が。
私はここではっきり言いますが、市民のため、地域のため、一丸となって常総市のために考えなくちゃいけないでしょうよ。四百数十億の予算、執行、立案について真剣に考えなきゃ議員じゃないでしょう。その前に、金曜日の全協のときに具体的なお名前を出したんですが、出していいですかね、名前を。名前を出していいですか、地区の。風野さんという私と非常に親しくしている議員、いろいろと私は御指導いただいているんですが、風野さんもあと何期議員をお務めになるかわかりませんが、その旧玉地区、石下町は玉地区と石下と岡田地区、豊田地区と合併して石下となったんです。仮に風野さんがおやめになったならば、あとなかなか出る方はいないですよ。わからないですけど、それは。もし議員がいないとなったならば、一番常総市の北なんですよ。そこの意見をだれが届けますか。そういうところで、ある程度の区域割に私は必要だと思いますよ。もし定数を削減したならば、今でも出馬する、票も地区によっては少ないし、出る方が少ない。そしたら、中央に議員が集まったらそこだけの市政になっちゃうと思いますよ。ですから、十分にぜい肉を落としているんですよ、22というのは。市民感情から見れば、700万近くの予算を執行しないのがほかに使い道があっていいと思いますよ。しかし、何でも少ないがいい、一度少なくした定数というのはふやすのは大変ですよ。その分、22人で今以上に働けばいいでしょうよ。今19人でございますが、3人欠員で。いないから弊害、マイナスの面が出ていないと言ったってどこでどう出ていないか証明できますか。どこで人数が少ないか証明できますか。だから、難しいと思いますよね。
ですから、私どもは請願第8号に対しては反対いたします。しかし、22人でもし当選させていただいたならば、一生懸命常総市のために頑張ります。
以上でございます。
161
◯議長(
遠藤正信君) 3番遠藤章江君。
〔3番遠藤章江君登壇〕
162 ◯3番(遠藤章江君) 請願第8号につきまして賛成の立場で討論をさせていただきます。
今ほど茂田議員から4年に一遍ずつ2名ずつ減らしていたのでは最後は2名になってしまうというお話がありましたけど、そういう議会であったらこの常総市議会は大変だと思うんですよね。常識をもってやるというのが大原則ですから、そういうあり得ない話をされるということは少しおかしいのではないかというふうに思いますね。ある程度の歯どめがかかったところでしっかりとめるということは起こり得るわけで、それが2名になるということは非常に考えにくいと私は思います。
今、中村議員からもお話がありました、地元の声を吸い上げられない、地域の多様な意見を行政が吸い上げられないという話はこれはもっともな話でもあります。実際そうであるし、地元の推薦をもらって出馬する議員もいらっしゃる、そして地元の方から陳情される場合もある、これは非常に事実であると私は思いますね。しかし、今合併10年に当たって常総市議会の中でいつまでたっても水海道と石下との確執が埋まらない、こういう状況である、その最大の原因というのもやはり議員が地元意識というもの、水海道と石下という分断された地元意識というものをある程度捨てて市議会議員として働いていかないと、これはなかなか合併10年たっても双方が一体感の構築というものはできない、こういう考えで私は申し上げただけでありまして、何も茂田議員が今述べられたように地元を否定しているわけではございません。そして、大前提にありますのは、先ほど金子議員が述べました日本国憲法第15条第2項に、すべての公務員は全体の奉仕者であって一部の奉仕者ではない、こういう規定がありますよね。ということは、みずから投票した人の意見の代弁者であってはならず、一部議員が住む地元だけではなく、常総市全体の責任を持つべき存在であるということを私たち議員は自覚しなくてはいけない、このように思います。
定数削減によって地元の意見が反映されないという意見も根強いことは理解していますけども、やはり議員の姿勢として基本的には全体の奉仕者である、市議会議員というのは公務員特別職でありますから、すべての市民に対して平等に奉仕するものでなくてはいけない、こういう姿勢を持たない限りはこれはなかなか常総市というのは合併10年たっても一体感ができない、一つにならない、私はこのように思います。
ですから、おっしゃることは理解できますけども、やはりこの憲法の精神にのっとれば議員定数を削減してもそういったことは起こらないのではないか、地域格差は起こらないと、すべての水海道の議員は石下のために、石下地区の議員は水海道のために働く、こういう精神であっていいんじゃないかと私は思います。
以上で賛成の討論とさせていただきます。
163
◯議長(
遠藤正信君) 5番倉持 守君。
〔5番倉持 守君登壇〕
164 ◯5番(倉持 守君) 5番倉持です。請願第8号に反対の立場から討論をさせていただきます。
定数削減に関する請願書、先ほど皆さん、るる述べましたけども、重複する点もあろうかと思います。私はこの請願に提出されたことだけについて反対という立場から述べさせていただきます。
まず、この請願書に提出されたことは、近隣市の比較がまず書いてあります。これにつきましては、坂東市、守谷市ともに私は議運の中でもお話ししましたけども、坂東市においては常総市より人口から比較すると約2名分は少ない。守谷市の20名という定数は以前に守谷市の人口、これは常総市より少ないときに決めた定員でございます。これがまず一つ。
そして、今議会に提出されて一番の大きな反対理由は論議が不十分ということでございます。論議の中では、今の近隣市の対照もありました。そしてまた、この提出の中には常総市の税収のことも触れてあります。この税収に関しましては、やはり市民の方が非常に感じているところがうかがえます。しかしながら、税収は常総市は今期は増収という傾向になっております。この点、まず二つ目でございます。
税収を心配している市民の方は、定数削減という手段で請願をされたかもわかりません。ここにおいては、論議不十分ということを私はここで発言しておりますけども、定数削減、そしてここに報酬ということも議案に入れなければならないと議運の中でも発言をしております。市民の声というものは、やはりここにあるのではなかろうかと私は感じ取っている次第でございます。そういうことを踏まえて、今議会でこれを決定するということは論議不十分ということで私は反対を申し上げます。
以上でございます。
165
◯議長(
遠藤正信君) そのほかに討論ございますか。9番吉原光夫君。
〔9番吉原光夫君登壇〕
166 ◯9番(吉原光夫君) 私は賛成の立場で一言言わせていただきたいと思います。
長々とくどくどとはやるつもりはございません。要は、ここの提案理由に書いてあるように、近隣市の状況を踏まえて行政改革をみずから率先してやるということかと思うんです、一言で言えば。今19名ですよね、19名。何ら支障はないんですよ。皆さん立派な議員がいて、すべてうまくいっていると思うんですよ、19名であっても。2名削減しても20名、今より1名多いんですよね。そういうことから見れば、人数的には十分足りていると。そしてまた、2名削減することによって約5,000万の金が浮くわけですよ、5,000万。大変ですよ、5,000万というのは。いろいろなことができますよ、市民のために。そういうことで、私はやはりここで削減すべきであると、そんなふうに私は思っているところでございます。
これから選挙がありますから、多分ですよ、私は自分の中で思っているんですが、本音はやっぱり嫌なんだよね、削減されるのは。だれも選挙で負けるのは嫌だから。多分、そのように思っているんじゃないですか。そうじゃないと言うなら賛成してくださいよ。
ちょっと私が気にかかったのは、議会運営委員会の中で定数削減に関して議論しました。その中で、削減を要望するのであればみずから身を切ったらどうだという意見も出ました。すばらしい意見ですよ。もし可決されるのであれば、私はこの場で身を切ることを誓います。可決されればだよ。そのくらいの信念を持ってやっていくべきであろうと私はそういうふうに思っています。
そういうことで、賛成の立場で意見を述べさせていただきました。
以上です。
167
◯議長(
遠藤正信君) 14番
石川栄子君。
〔14番
石川栄子君登壇〕
168 ◯14番(
石川栄子君) 私は民主主義のルーツに戻れば、ローマの円形劇場ですよね。議会の始まり、市民が円形劇場に集まっていろいろな意見を出し合ってそこで決めていった、これが始まりだと思うんです。ですから、多いほうがいいんですよ。さっき究極の話として茂田議員から2名になったという話がありましたけど、2名になったら市長の言うとおり、民主主義も何もないというか、市長のとおりに議案が通ってしまうという結果になるんですよ。究極ですよ、究極論を言えばそういう形になっていくのではないかというふうに思うんです。ですから、地域からの声、共産党みたいにいろいろな思想を持っている人の声、女性はここに4人しかいませんけど、本当は半分ですよね。半分いるのが普通の議会なの。それが4人しかいないでしょう。だから、女性の声とかいろいろな声を反映していくのには、やっぱり多いほうがいいんですよ、本来ならばね。でも、そうも言えませんから、今の定数そのままでということでいいんじゃないかと。常総市全体を考えるためにもいろいろな考えがあってこそ、もんでこそ、いい案も出てくるんじゃないかというふうに思うんですよ。身を切るというならば、私は議員の報酬、身を切るんだから、報酬をカットしたほうがいいんではないかというのを提案して終わります。
169
◯議長(
遠藤正信君) 小林 剛君、反対ですか。そのほか賛成の方はいますか。では、4番小林 剛君、どうぞ。
〔4番小林 剛君登壇〕
170 ◯4番(小林 剛君) 4番小林でございます。いろいろな切り口があると思いますが、自分なりの皆さんと違った角度から切ってみたいというふうに思います。
今回で3回目の削減という話が出ていますが、前回2回やっているわけですね。直近でいえば前の会議、4年前にやりました。それはここにいる1年生議員以外の先輩議員が決定したわけです。どうやって決定したか。これは委員会を設置して議論に議論を重ねてこの22という数が決まったんだと思います。これは根拠があるんだと思うんですね。私たちはいなかったからわかりませんが、22名でいいという根拠があって尊敬する先輩の議員たちがそれを決定したわけです。ですから、私はこれを尊重したいというのがまず1点。
それと、請願にありました近隣市町村、近隣市町村の筑西市はこの前定数は否決ですね、これは。まねするんですか、どうするんですか。こういう隣がやったからどうのこうの、関係ないんですよ。だから、常総市はいつになってもオンリーワンになれないんですよ。隣がやったからと。隣が解散したら解散するんですか。しないですよね。
ということで、反対の立場で述べさせていただきました。ありがとうございます。
171
◯議長(
遠藤正信君) そのほかに討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
172
◯議長(
遠藤正信君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
採決は、
採決システムにより行います。
請願第8号、以上の件に対する議会運営委員長の報告は採択であります。本案に採択の諸君は
賛成ボタンを、不採択の諸君は
反対ボタンを、棄権する場合は
棄権ボタンを押してください。
〔各
議員投票〕
173
◯議長(
遠藤正信君)
ボタンの押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
174
◯議長(
遠藤正信君) ないものと認めます。採決を確定いたします。
賛成少数と認めます。よって、請願第8号は不採択とすることに決しました。
─────────────────────────────────
日程第8 議案第117号 常総市議会会議規則の一部を改正する規則について
175
◯議長(
遠藤正信君) 日程第8に入ります。
議案第117号常総市議会会議規則の一部を改正する規則について、以上の件を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。議会運営委員長。
〔議会運営委員長中村安雄君登壇〕
176 ◯議会運営委員長(中村安雄君) 議案第117号常総市議会会議規則の一部を改正する規則について、提案理由の説明を申し上げます。
本案は、本会議における表決システムの導入に伴ってボタン式投票に関する規定を新たに設けるとともに、議員全員協議会を地方自治法の規定に基づく公式の会議に位置づける改正を行うものとするものです。
表決システムにつきましては、平成26年11月定例会議から導入して運用しておりますが、手元の押し
ボタンによって賛成、反対等の表決を行うもので、投票による方式の一つであることから、会議規則において押し
ボタン式投票として必要な規定を追加することといたしました。また、議員全員協議会につきましては、議員間の協議、執行部からの説明等を行うため非公式の会議として開催してまいりましたが、地方自治法の規定では、会議規則の定めるところにより議案の審議、または議会の運営に関して協議、または調整を行うための場を設けることができるとされております。このため、議員全員協議会を協議等の場として会議規則に盛り込むことによって、地方自治法に基づく公式の会議とした上で、これを広く市民の皆様に傍聴していただき、開かれた議会をより一層推進いたします。
なお、これらの規定の追加にあわせまして、条文の全般を見直し、用字の整合を図る改正を行うことといたします。よって、この条例規則を提出するものであります。
以上、提案理由とさせていただきます。
177
◯議長(
遠藤正信君) ただいま説明を求めました。
これより質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
178
◯議長(
遠藤正信君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。
この際、お諮りいたします。議案第117号、以上の件は会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
179
◯議長(
遠藤正信君) 御異議なしと認めます。よって、議案第117号、以上の件は委員会付託を省略し、直ちに討論、採決することに決しました。
これより討論に入ります。討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
180
◯議長(
遠藤正信君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
採決は、
採決システムにより行います。
本案に賛成の諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを、棄権する場合は
棄権ボタンを押してください。
〔各
議員投票〕
181
◯議長(
遠藤正信君)
ボタンの押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
182
◯議長(
遠藤正信君) ないものと認めます。採決を確定いたします。
賛成全員と認めます。よって、議案第117号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────
日程第9 議案第118号 常総市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条
例について
183
◯議長(
遠藤正信君) 日程第9に入ります。
議案第118号常総市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例について、以上の件を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。議会運営委員長。
〔議会運営委員長中村安雄君登壇〕
184 ◯議会運営委員長(中村安雄君) 議案第118号常総市議会議員の議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。
議員全員協議会の協議等の場として常総市議会会議規則に盛り込むことによって、地方自治法に基づく公式の会議としたことより、第5条中に地方自治法第100条第12項の協議、または調整を行うための場を加える改正を行うことといたします。これによって、この条例議案を提出するものであります。
以上、提案理由とさせていただきます。
185
◯議長(
遠藤正信君) ただいま説明を求めました。
これより質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
186
◯議長(
遠藤正信君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。
この際、お諮りいたします。議案第118号、以上の件は会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
187
◯議長(
遠藤正信君) 御異議なしと認めます。よって、議案第118号、以上の件は委員会付託を省略し、直ちに討論、採決することに決しました。
これより討論に入ります。討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
188
◯議長(
遠藤正信君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
採決は、
採決システムにより行います。
本案に賛成の諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを、棄権する場合は
棄権ボタンを押してください。
〔各
議員投票〕
189
◯議長(
遠藤正信君)
ボタンの押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
190
◯議長(
遠藤正信君) ないものと認めます。採決を確定いたします。
賛成全員と認めます。よって、議案第118号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────
日程第10 議案第119号 常総市議会における
政務活動費の交付に関する条例の一部を
改正する条例について
191
◯議長(
遠藤正信君) 日程第10に入ります。
議案第119号常総市議会における
政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例について、以上の件を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。議会運営委員長。
〔議会運営委員長中村安雄君登壇〕
192 ◯議会運営委員長(中村安雄君) 議案第119号常総市議会における
政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。
本案は、
政務活動費を効果的かつ有効に活用するため、
政務活動費の交付対象に関し、会派に対してのみならず、議員に対しても交付することができるものといたします。なお、交付対象の改正にあわせまして条文の全般を見直し、用字の整合を図る改正を行うことといたします。
よって、条例議案を提出するものであります。
以上、提案理由の説明といたします。
193
◯議長(
遠藤正信君) ただいま説明を求めました。
これより質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
194
◯議長(
遠藤正信君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。
この際、お諮りいたします。議案第119号、以上の件は会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
195
◯議長(
遠藤正信君) 御異議なしと認めます。よって、議案第119号、以上の件は委員会付託を省略し、直ちに討論、採決することに決しました。
これより討論に入ります。討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
196
◯議長(
遠藤正信君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
採決は、
採決システムにより行います。
本案に賛成の諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを、棄権する場合は
棄権ボタンを押してください。
〔各
議員投票〕
197
◯議長(
遠藤正信君)
ボタンの押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
198
◯議長(
遠藤正信君) ないものと認めます。採決を確定いたします。
賛成全員と認めます。よって、議案第119号は原案のとおり可決されました。
─────────────────────────────────
日程第11 議案第120号 常総市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例に
ついて
199
◯議長(
遠藤正信君) 日程第11に入ります。
議案第120号常総市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例について、以上の件を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。議会運営委員長。
〔議会運営委員長中村安雄君登壇〕
200 ◯議会運営委員長(中村安雄君) 議案第120号常総市議会議員の定数を定める条例の一部を改正する条例について、提案理由の説明を申し上げます。
議員定数につきましては、合併前の水海道市と石下町ではそれぞれ20人と16人の定数を条例で定めておりましたが、合併に伴ってこれを28人と定めて常総市議会がスタートいたしました。その後、平成18年12月定例会において26人に、さらに平成22年12月定例会において22人に削減して現在に至っております。今回1,101名の市民の方の署名をもって定数削減に関する請願書が提出されたこと受け、近隣市の状況、さらに行財政改革をみずから率先して推進する立場であること等を踏まえ、任期満了に伴う次の通常選挙に向けて議員定数を削減すべきであると認められることから、現行の22人の定数を20人に改正する条例案をここに提出することといたしました。
よって、この条例議案を提出するものであります。
以上、提案理由の説明とさせていただきます。
201
◯議長(
遠藤正信君) ただいま説明を求めました。
これより質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。14番
石川栄子君。
〔14番
石川栄子君登壇〕
202 ◯14番(
石川栄子君) 先ほどの請願の審議で定数削減しないというふうになっておりますので、この条例の提出は必要ないのではないかと、そこに疑問に思っているんですが、いかがでしょうか。
203
◯議長(
遠藤正信君) これは条例案を採決するしかないんです、あそこで決定しても。あくまでもあれは請願に対する採決でしたから。ここではっきりするんです。議運委員長に求めるのはちょっと難しいと思います。
ほかに質疑ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
204
◯議長(
遠藤正信君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。
この際、お諮りいたします。議案第120号、以上の件は会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
205
◯議長(
遠藤正信君) 御異議なしと認めます。よって、議案第120号、以上の件は委員会付託を省略し、直ちに討論、採決することに決しました。
これより討論に入ります。討論ありませんか。3番遠藤章江君。
〔3番遠藤章江君登壇〕
206 ◯3番(遠藤章江君) 3番遠藤章江です。議案第120号に対しまして賛成の立場で討論をいたします。
私は常総市議会の定数を定める条例の一部を改正する条例について賛成をいたします。今、ここに提出されております議員定数を22から20に削減する条例の改定案は、2月に開催されました本会議に市民1,101名の署名を添えて提出をされました。議会運営委員会において賛成多数で採択されたことを受け、提案された議案であります。来月4月の市議会議員の改選を間近に控えて、本来であれば議会に特別委員会を設け、議員全員によって審議されるべき案件であることは事実であります。しかしながら、3回の議会運営委員会での話し合いを聞いて、既に私個人的には議論は出し尽くされたというふうに感じています。
今回なぜ改選を間近に控えた2月に市民がわずか数週間で1,101名の請願を提出してきたのでしょうか。この背景には、4月に行われる市議会議員の選挙が無投票の公算が強いとの話がまち中に広まったことであると思います。無投票になるのであれば議員を削減してもよいのではないか、これはある種の市民感情ではないかと思います。
今、全国の地方議会では無投票の割合が非常に高くなっております。昨年2014年では市区町村議選407選挙のうち無投票が70となっております。実に17.2%が無投票の選挙となっております。これに対し、新藤宗幸千葉大名誉教授は、民主主義を支える選挙がなければ地域の利害を議論する機会が減る、このように新聞紙上で述べられております。このような背景を受けて新潟県胎内市では、市議会がみずから無投票当選を回避するべく定数の削減を提案しようとの試みがされております。全国の市町村でも同様な動きが見られているところであります。また、議員の定数を削減し、逆に議員の報酬を上げるという施策をとっている市町村もあるというふうに聞いています。
私は3回の議会運営委員会のお話を傍聴させていただきましたが、このような観点の議論は全くされておりませんでした。今、無投票選挙がうわさされている常総市議会ではみずからがこの問題に目を向け、定数削減をしようという意見は全く出されておりません。議員はなぜ今議員になり手がいないのか、この常総市でなぜ無投票がうわさされるのか、このことについて議員自身が常総市の市議会の本質について考え、気づく必要があるのではないでしょうか。長年議員をやっておられる議員の中には、既にお気づきの方もいるかと思いますが、昔の常総市議会というのは第1次産業従事者、農業関係の従事者の議員もたくさんおられました。そして、地元の商店街を代表する議員もたくさんおられました。しかし、今この議会の中では農業関係の方や商店を代表する議員は減っている状況であります。これは何を意味するか。議員が減るということは、すなわち常総市の産業の衰退を意味しているというふうに私は考えています。第1次産業に従事している農業関係の議員が減るということは、農業の衰退を意味するものであり、そして商業従事者の議員が減るということ、代表する議員がいないということは商業の衰退を意味する、こういうことにつながっているんじゃないかと思います。選挙がなく無投票で常総市が運営されるということは、すなわち常総市そのものの衰退を示しているというふうに私は感じています。
今回の議案の中では、財政事情の背景というものを削除し、常総市は殊さらに財政状況はいいんだというような話も幾度もされております。しかし、議運の中では篠崎議員から、市民はどのようにしてこの常総市の財政状況を判断するのか、それは市債を、市の借金を考えるのではないかというお話もありました。残念ながら市債は高杉市長が当選されてからはそんなに目に見えて減っているような状況ではありません。ですから、財政状況がよくなっていないということは私は事実ではないかと思います。財政状況がいいから、議員は減らさなくてもいいという論理は逆に成り立たないのではないかと感じています。
今回、この議会の中で議員定数を削減すべきであるというふうに考えた市民の中には、市民の権利である選挙というもので市民の一票を投じながら自分の権利を主張したい、そういう市民感情があったことは事実であり、そのことをしっかり議員は認める必要があるのではないでしょうか。そして、私たちが市民に今回定数改正間際にこの議員定数削減の請願を突きつけられたということは、私たち議員がこの4年間に一体議会の中で何をやってきたのかと問いかけられているということを、私たちははっきりと自覚しなくてはいけないと思います。財政再建をしなくてはならないということが事実であるならば、私たち議員がまずやることは身を切ることであると思います。4年間の間に私たちは一度も
政務活動費について考えたこともなく、議員報酬についても討論したこともなく、そして議員削減についても話し合ったことは一度もありません。やはり議員自身が身を切るという政策を進めない限り、市民は納得はしないと思います。ですから、私は、この4年間の方たちすべての議員に対する市民の成績表なのではないかと思います、この請願は。議員みずから4年間何をやってきたのか、議員みずからの身を切ってこの議会の中で活動する、常総市の行財政改革に少しでも自分の力を発揮しようとして議論を続けてきたのか、こういうことを私はいま一度考えるいい請願であったのではないかというふうに考えています。
私は、これからも議会の中で
政務活動費、議員定数、議員報酬、費用弁償も含めて議論を続けていくことを希望しまして、今回この議案に対しての賛成討論とさせていただきます。
最後に、共産党の市議団に関しては、会報紙の中で議員報酬を削減するということを議員定数の代替案として打ち出しておりますし、十分な議論を尽くす時間が必要であり、議員定数を削減するということと同時に議員報酬の改定もするべきであるという意見が倉持議員からあったということを最後に申し添えさせていただきたいと思います。
以上で賛成討論を終わります。
207
◯議長(
遠藤正信君) そのほか討論ございませんか。16番水野 昇君。
〔16番水野 昇君登壇〕
208 ◯16番(水野 昇君) 私は今回の議論の中でわからない点がありましたので、動議という形で賛同を得まして理解できるようにしてもらいたいと思って、動議という形で出しました。賛同者は3名もらっておりますから、議長。それはどういうことかと言いますと、先ほど石川議員からもありましたように、請願の審議で反対されて、この120号についてまたここで提案されても、改正することはないでしょう。こっちで否決されてしまえば。ここでこれはなくなるのかと私は思ったんですが、延々とやっているんですね。その進め方について私は理解できませんので、動議という形で提出したんです。私の考えでは、請願等の審議ということで皆さんから否決という形でされたでしょう。そうすれば、そこでもう終わりになって、こちらは、この中に出ていたとしても、賛成、反対のあれはなくなるわけですよね。というふうに私は解釈していたんですが、そこらがわからないのでひとつ理解できるように説明願いたい。
209
◯議長(
遠藤正信君) この際、暫時休憩いたします。
午後4時40分休憩
─────────────────────────────────
午後4時45分再開
210
◯議長(
遠藤正信君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
─────────────────────────────────
211
◯議長(
遠藤正信君) ただいま水野議員からお話がありました件について、事務局から説明をさせます。
〔議会事務局長齊藤 收君登壇〕
212 ◯議会事務局長(齊藤 收君) それでは、ただいま水野議員から御指摘がありました件についてお答えさせていただきます。
先ほどは請願8号ということで先に不採択ということになっておりますが、その後に同一内容の意見書、あるいは決議、条例等を議決する場合は、軽いほうを先に決め、その後に条例、あるいは議決をするという順序になっております。これにつきましては、全国市議会議長会から意見を求め了承を得たところでございまして、前もって今回請願と議案第120号が内容的には同じような内容になるものですから、その辺のところについては事前に全国市議会議長会に確認をとっていたところでございます。
以上です。
213
◯議長(
遠藤正信君) 水野 昇君。
214 ◯16番(水野 昇君) 私は、今事務局長が説明したようではなく、請願で否決されているんですから、条例のあれは軽いも重たいほうもないんだから、省略できるのかと思ったんですよ。そうじゃないとわからなくなっちゃうんですよ。傍聴人なんかもっとわからなくなっちゃうよね、議員もわからないんだから。前例はそうないのかもしれませんが、私はそういう趣旨でちゃんとしておかないと、一度あることは二度あるということでお聞きしたんです。省略はできなかったんですかということですよ。
215
◯議長(
遠藤正信君) そうなんだそうです。
そのほか討論ございませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
216
◯議長(
遠藤正信君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
採決は、
採決システムにより行います。
本案に賛成の諸君は
賛成ボタンを、反対の諸君は
反対ボタンを、棄権する場合は
棄権ボタンを押してください。
〔各
議員投票〕
217
◯議長(
遠藤正信君)
ボタンの押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
218
◯議長(
遠藤正信君) ないものと認めます。採決を確定いたします。
賛成少数と認めます。よって、議案第120号は否決されました。
─────────────────────────────────
日程第12 議案第121号 常総市監査委員の選任につき同意を求めることについて
219
◯議長(
遠藤正信君) 日程第12に入ります。
議案第121号常総市監査委員の選任につき同意を求めることについて、以上の件を議題といたします。
(議案は別冊議案綴参照)
220
◯議長(
遠藤正信君) 提案理由の説明を求めます。市長。
〔市長高杉 徹君登壇〕
221 ◯市長(高杉 徹君) それでは、議案第121号常総市監査委員の選任につき同意を求めることについて提案理由を読み上げます。
常総市監査委員の北村栄子氏は、平成27年5月15日をもって任期が満了をいたします。このため、その後任として荒井孝典氏を選任したいので、地方自治法第196条第1項の規定により議会の同意をお願いいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
222
◯議長(
遠藤正信君) ただいま説明を求めました。
これより質疑に入ります。質疑ある方の発言を許します。質疑ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
223
◯議長(
遠藤正信君) 質疑なしと認めます。質疑を終結いたします。
この際、お諮りいたします。議案第121号、以上の件は会議規則第37条第3項の規定により、委員会付託を省略し、直ちに討論、採決いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
224
◯議長(
遠藤正信君) 御異議なしと認めます。よって、議案第121号、以上の件は委員会付託を省略し、直ちに討論、採決することに決しました。
これより討論に入ります。討論ありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
225
◯議長(
遠藤正信君) 討論なしと認めます。討論を終結いたします。
これより採決に入ります。
採決は、
採決システムにより行います。
本案に同意の諸君は
賛成ボタンを、不同意の諸君は
反対ボタンを、棄権する場合は
棄権ボタンを押してください。
〔各
議員投票〕
226
◯議長(
遠藤正信君)
ボタンの押し忘れはありませんか。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
227
◯議長(
遠藤正信君) ないものと認めます。採決を確定いたします。
賛成全員と認めます。よって、議案第121号は原案のとおり同意されました。
─────────────────────────────────
議決事件の条項、字句、数字等の整理について
228
◯議長(
遠藤正信君) 次に、この際、お諮りいたします。
今定例会議に議決されました各事件のうち、その条項、字句、数字、その他の整理を必要とするものにつきましては、会議規則第43条の規定により、その整理を議長に委任されたいと思います。これに御異議ございませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
229
◯議長(
遠藤正信君) 御異議なしと認めます。よって、条項、字句、数字、その他の整理は、議長に委任することに決しました。
─────────────────────────────────
散会の宣告
230
◯議長(
遠藤正信君) 以上で2月定例会議に付議されました案件の審議は全部終了いたしました。
次の会議日まで散会といたします。
午後4時53分散会
─────────────────────────────────
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
常総市議会 議 長
〃 署名議員 番
〃 〃 番
〃 〃 番
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